INTERVIEW

挑戦を続けて、
前代未聞のサインをつくる

設計デザイン課/不破夏美

専門学校でグラフィックを学び、Webや看板のデザイン会社を経験。仕事は面白かったけれど、業界ならではの激務に疲れ、転職を試みる。WAOHの仕事内容とワークライフバランスに興味を持ち、入社してもうすぐ3年。

転職の条件は「面白いデザインの仕事ができること」「プライベートの時間を確保できること」の2点でした。でも、グラフィックの仕事って、だいたい勤務時間が長いんです。そのなかでWAOHは9~18時の定時を掲げていて…最初は半信半疑でした(笑)。だけど面接で社長に会ったとき、考え方が好きだなと思ったんです。「WAOHは、働いている人の周りの人たちまで、まとめて幸せにしたいと思っている。仕事で疲弊したら、親や友達が心配するでしょう。だから、ちゃんと楽しく働ける環境をつくります」と言われて、入社を決めました。ポートフォリオに入れたイラストを見て「絵が描ける人がほしかった」と言ってもらえたのも、デザインの幅が広げられそうでうれしかったですね。

いまの仕事は、施設や店舗のサインをデザインして、実際につくれる制作図にまで落とし込んでいくこと。複雑な構造計算が必要になる場合は、図面だけ外注することもあります。でも、名刺の肩書きは「設計デザイン課」。施工に最適な部材を選んだり、サイズを考えるのも、私の仕事の一部なんです。毎回つくるものが違うから毎回チャレンジだけど、ルーティンじゃないからこそ楽しめる。絵を描くだけで終わりではなく、立体につくりあげるところまで関われるのが、すごく面白いですね。
入社半年くらいのとき、某自治体施設のサインをまるごとやらせてもらったのも、いい思い出です。最先端の科学研究に力を入れている自治体だったから、化学式や記号を取り入れたサインを提案したら、すごく気に入ってもらえて。切り文字やシートサイン、外壁などを、すべて私がデザインしました。街のなかに自分のつくったものが溶け込んでいるのって、とってもうれしいんですよ。

WAOHは本当に早く帰れるだけでなく、挑戦を奨励してくれる社風です。「こんなサインがやってみたいです」と言えば、みんな口々に「じゃあ、やってみな!」と言ってくれる。イラストの仕事がしたいという私の希望に合わせて、それまで社内になかったペンタブを導入してくれたのも社長です。おかげで、壁面のデザインに私のイラストを思いきり入れる案件も実現しました。
チャレンジすることで、最後までやりとおす力が身につくのも、弊社のいいところだなと思います。0から100まで全部できるからこそ、プロジェクトに愛着が湧く。いまはまだ知識がないぶん、設計の作り込みは苦手だけど、発想は得意です。先輩方が「そのイメージは、こうすれば実現できるよ」と言ってくださるノウハウを吸収して、これまでにない“ぶっ飛んだサイン”をつくっていきたいと思っています。

My Self

お風呂でも聴けるJBLの防水スピーカーは、必需品。インストバンドが大好きで
家にいるときは朝から晩までBGMを流している。

WORK SCHEDULE

  • 9:00 出社
    メールなどをチェック。社内で流れるラジオ番組に投稿して、採用を楽しみにしながら手を動かすことも(笑)。
  • 10:00 商談
    昨日お客様の要望を伺った物件のデザイン。平面図にサインを落とし込み、その詳細を詰めていく。
  • 13:00 社内打ち合わせ
    お客様からヒアリングしてきた内容を聞いて、案出し。大小合わせて10件ほどをいつも同時進行している。
  • 18:30 退社
    友達と食事に行ったり、ジムに寄ったり。平日夜でも、好きなバンドのライブに行きやすいのがうれしい。